本日は定期テスト初日。
テストは午前中で終わりますので、午後一から多くの生徒が報告と自習をしに現れました。
自主的に報告に来てくれるのですから、それだけ手応えがあったのでしょう。
また、我々が心配していることを、少しは察してくれていたのかもしれません。
そんな所作や心遣いには、全力で褒めて応えるのが礼儀というものであります。
ひとしきり喜び合った後、気持ちを切り替えて明日の対策を粛々と。
一方で、電話連絡で報告をもらった生徒さんが2名。
こちらはbad newsでして、熱を出してテストを休んだ男子と、本日は受験できたものの、熱が上がっているので明日は休むかもしれないという女子からでした。
いずれも中3生で、とても努力していただけに悔しさは一入でしょう。
悔しいのは我々も同じですが、今は快復に全力を尽くすようお話ししました。
とある法事での、和尚さんの説法を思い出します。
「何事においても、やり過ぎは禁物である」
これは学業においても、仕事においても当てはまる言葉だと思います。
やり過ぎは、弊害を伴います。
中3生が学ぶ英文法「too~toー構文:あまりにも~過ぎてーできない」が良い例です。
つまり、できないものが生じてしまうのです。
やり過ぎは、計画とマネジメントが出来ていないことに起因します。
現実的な計画を立て正しくマネジメントすれば、やり過ぎることは無くなります。
体調も、(テスト勉強や仕事などの)タスクも、計画とセルフマネジメント(自己管理)が大切。
本人達は本意ではないでしょうが、奇しくも苦渋をなめることとなった2名は、このことを社会に出る前に経験できました。
恐らく、今後二度と同様の結果にならぬよう、マネジメントしていくことでしょう。
中学生は、社会に巣立つ前の助走期間中であります。
まだまだ挽回の機会はいくらでもあり、計画とマネジメントを怠らないことで、その機会を掴み取れば良いわけです。
どんな状況下でも、子供達が諦めない限り最後まで応援すること。
これもまた、我々の礼儀であります。
西東京市谷戸校(田無・ひばりヶ丘)より
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