都立高校入試におけるスピーキングテストの導入が正式に決定されました。
1. 2022年度入試(現在の小6・新中1)より実施
2. 内容は学習指導要領に準拠した内容で、
都教委が監修し、民間の資格・検定試験実施団体が行う。
3. タブレット端末に解答音声を録音する方法で実施。
4. 11月第4土曜日から12月第2日曜日までの週休日または祝日に実施
5. 受験回数は各受験者1回
6. 会場は大学などの外部施設や、都の所有する外部施設
7. 都内公立中学校3年生の受験料は都が負担
スピーキングテストが検討されていることは機関誌『じゅくであ』ではすでにお知らせしていました。
現在の中1・中2生では不安を口にしていた生徒もいましたが、安心したことと思います。
さて、新しい試みですので、不明点は徐々に明らかになっていくと思いますが
現時点で最も気になるのは時期についてです。
11月の第4土曜日から12月の第2日曜とのことですが、この時期中学校は2学期末試験からの3者面談期間です。
この面談では最終の内申を「内示」という形で伝えられ、私立の併願校を決定し、内申をもとに都立の受験校を決めることになります。
現在は10・11月の週末は併願私立高校の説明会と期末試験の勉強の時期ですが、ここにスピーキングテストの対策もしなければなりません。
今年は中3生の約7割が2学期末の内申点が自己最高でした。
それぞれの志望校に向けて生徒のみなさんが努力した結果なのですが、
そのような努力が間に合わないことになるのではないかと心配です。
自分の志望校に必要な内申をより早い時期から高めていくように気をつける必要があります。
清瀬校 佐々木より
参照:都教委HP
概要は以下のpdfファイルにまとめられています。
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