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成績UPのための子どもとの会話(通知表を見た日編)

清瀬市内の小学校では卒業式、中学校では修了式が行われました。修了式といえば通知表が配られる日でもあります。今回は、成績アップのための、通知表を見た日のお子様との会話について2つのポイントをお伝えします。

1.ほめるポイントを探す

通知表を見たときに、初めにしていただきたいことはほめるポイントを探すことです。塾長は「どんなことをしてでも」ほめるポイントを探して肯定的な声かけをします。「成績がアップしているね」「点数が良くなったね」「提出物は全部出せたんだね」「成績表をきちんとメモしてきてえらい!」など。

ほめることをしていないと、学校成績を隠すという発想を子どもはしがちです。「覚えてくるのを忘れました」「メモしてくるのを忘れました」「捨てちゃったかもしれません」などなど。今まで様々な理由を言ってきた子どもたちに共通しているのは「通知表を見せたら叱られる」と思っていること。

ですが、保護者や塾の講師にとって学校成績がわからない状態は、医師にとって検査結果がわからない状態と同じです。そのような状態では適切なアドバイスはできません。子どもが成績を隠すようにならないためにも、通知表を見たときには必ずほめるポイントを探すことから始めてみてください。

2.次のテストの目標を設定する

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という諺がありますが、通知表をもらったときに「もっと成績を上げたい」と思ったとしても、次のテストのときにはその気持ちを忘れていて、成績が変わらないということはよくあることだと思います。通知表をもらってから次のテストまでは約50日ほどあり、長期休みをはさみます。50日後のための目標を立て、実行していくことは大人でも難しいことですから、成績アップ目標を通知表をもらったときに設定し、長期休みの間の過ごし方に注意を払い、新学期にもう一度目標を確認する、という流れを継続的に実行していくことをおすすめします。

目標を設定する際には、志望校に合格するために必要な成績でかつ現実的な目標であることを子どもに納得してもらうことが大切です。「全部の科目を勉強しなさい」という声かけは逆効果になってしまうことが多いです。学習相談ではお子様に合わせた具体的な目標設定をお伝えしますので、お気軽にご相談ください。

おわりに

以上、通知表をもらった日のお子様との会話ポイントでした。お子様に合わせたアドバイスをご希望の場合には、入塾を前提としない学習相談も受け付けております。当塾HPのお問い合わせフォームより「学習相談希望」とお問い合わせください。

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