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東日本と西日本の違い

春休みも終わり、学校生活が再開されました。春休み中には帰省された方も多いと思います。

私は帰省した際に東日本と西日本では文化が大きく異なることを感じることがあります。よく知られているところでは「そば・うどん」のだしですね。東日本は鰹だしからで、西日本は昆布だしからとって作られています。また色が全く異なります。他にも食パンの枚数、灯油を入れるポリタンクの色などがあります。学生に身近なものなら消しゴムです。東日本の生徒は「MONO」を使い西日本は「Rader」を使っています。確かに関東に上京してきて自分が使っていた消しゴムを使っている生徒はいませんでした。

ちなみに灯油のポリタンクに赤色を塗ったのは危険を知らせるためらしいです。西日本が青色なのは青色の塗料の方が赤色の塗料よりも安かったからと言われています。コストカットが理由なのは関西人らしいですね。ちなみに北海道は緑色もあります。

では、東日本と西日本の境界線はどこにあるのでしょうか。

一つは地理の教科書で勉強した地質学上で分けるフォッサマグナ説です(あくまで地質学上です)。このフォッサマグナは日本がアジア大陸から離れるときにできたものだと考えられています。西側は糸魚川(新潟県)-静岡(静岡県)構造線です。実は西側はわかっていますが東側がはっきりとはわかっていません。

今回、例を挙げたものでポリタンクの色や消しゴムの種類はこのフォッサマグナの境界線で分かれます。

しかし、食に関することは岐阜県の関ケ原で境界線が引かれていることが多いです。関ケ原といえば、思い浮かべるものは「関ケ原の戦い」ですね。天下分け目の戦いとも呼ばれています。文字通り食文化も分かれています。

ここまで様々なものを例に挙げてきましたが他にも違いがあります。地域について調べてみると新たな発見があります。このような身近なところから社会に興味をもってもらいたいと思っています。

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