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「進学フェア春」で相談されたこと

なんでも相談イメージ

去る4月24日に東京私塾協同組合北支部主催の「進学フェア春」が開催されました。あいにくの雨となりましたが、事前にお申込みいただいた方は9割以上が参加する盛況ぶりでした。

塾長の佐々木は今回も「なんでも相談コーナー」担当でしたが、なんでも相談コーナーをご利用いただいた方は過去最高の人数となりました。今回のブログではどんな相談が多かったのかと、どのように対応したのかをお伝えします。

※写真は相談者役をスタッフの方にお願いして撮影したイメージ図です。

一番多い質問は「どの学校の話を聞けばよいのか」

今回一番多かった相談は、どの参加校の話を聞きに行けばよいのかというものでした。東京には400を超える高校があり、今回の参加校だけでも40校を超えますのでそのような質問が多いのは当然ですね。

回答の際に初めに確認するのは、お住まいの駅を聞いて通学可能なエリアはどこなのかということです。通うことができなければ相談をする時間が無駄になってしまうからです。次に高校選びでこだわりたいポイントがあるのかを確認します。部活動や進学実績、制服の有無などがポイントになってきます。

こだわりのポイントがある受験生は興味のある点について調べている方も多くいらっしゃいました。ただし、お子様だけに学校調べを任せていて、自宅からとても通学できない距離の学校の名前を上げるケースが見られました。中学生は通学の距離感覚が未熟なケースが多いので注意が必要だと思います。

二番目は「どんな質問をすればよいのか」

次に多い質問は「学校のブースでどんな質問をすればよいのか」です。多くの学校のブースでは、学校の特色、進学実績や設備、カリキュラムなどのアピールしたいポイントを最初にお話してくれます。一方で、学校のHPやパンフレットを十分に読み込んでいる方にとっては、同じ内容の繰り返しになってしまうケースもあります。

自分に合った学校を探すために、上記の質問を受けた場合には「HPやパンフレットに載っていないことを聞くと良いですよ」とアドバイスします。例えば「どのような通学手段で通う先輩が多いですか」「貴校のダンス部に興味があるのですが、先生から見たダンス部の生徒の印象を教えてもらえますか」「どんな生徒が貴校に合っていると思いますか」などです。学校のブースにいらっしゃる先生の個人的な意見がきけるような質問をすると、同じ内容の繰り返しになることはなくなりますね。

三番目の質問は「勉強法について」

三番目に多かった質問は勉強方法に関することです。今回私がなんでも相談を担当した方は、全員が塾に通っていたのですが、セカンドオピニオンとして求められているのか、そのような質問が多かったです。

まずは現在の成績状況を伺いますが、受験生が自分の成績をわからなかったり、お子様の成績がわからない保護者の方がいらっしゃいました。現在の成績がわからなければアドバイスのしようがありません。自分の状況をきちんと把握することが大切です。

次に、集中的に学習するべき科目をお伝えします。代表的なアドバイスは「75点~79点の3、85~89点の4の科目」「いままでに一段階上の成績をとったことがある科目」です。すべての科目を均等に勉強しても、成績の変化は起こりにくいです。成績が上がったという実感があるから、さらに頑張って行こうという気持ちが起こります。

会場では、以上のようにお答えしましたが、お子様の学習状況について一番把握しているのは通っている塾の先生だと思いますから、まずは通っている塾の先生に相談するのが良いと思います。(他塾のことはわかりませんが、多分、きっと、そのはずです。)

おわりに

以上、何でも相談コーナーで多かった質問でした。実際には相談者に合わせてもっと具体的なアドバイスを行っています。他塾に通塾中の方でも、学習相談をご希望の場合にはお問い合わせページよりお気軽にご相談ください。

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