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一学期中間テストのポイント(中3編)

ベスト自修館ブログ

清瀬市内では今週と来週にかけて一学期中間テストが実施されます。本稿では中学3年生向けの一学期中間テストのポイントについてお伝えします。

目標の立て方:勉強する科目を具体的に決める

「中間テストと期末テストの平均が80点以上で4、90点以上で5」というのが、清瀬市内の成績のつき方の基本です。「志望校に必要な内申に到達するために、4の数学と社会を5にする」といった形に、どの科目に重点的に取り組むのか具体的に決めることが成績アップのポイントです。

おすすめできない目標設定

逆に、おすすめできない目標の設定の代表が「全部の科目を頑張る!」です。心意気は買いますが、全ての科目の勉強量を明確に増やすことができる中学生は多くありません。当塾の場合だと「全部の科目を頑張る!」と言って実現する生徒は100人に1人くらいです。中間試験5科目のうち、重点的に取り組む科目は多くて3つまでにすることをお勧めします。

一学期の成績も私立高校入試に影響します

多くの私立高校の入試では、学校成績を基準とした優遇措置があります。二学期末試験後の最終的な成績で基準をクリアしていれば優遇措置は受けられるのですが、夏休みや秋に実施される学校見学会の個別相談では、一学期の成績で基準をクリアしていればその段階で優遇措置を受けられる場合があります。

一度目の訪問で優遇措置を得ることができていれば、学校説明会に何度も参加する必要がなくなります。私立高校を併願(滑り止め)として受験する場合には、説明会に参加することで本命校に向けた勉強をする時間が減ってしまいます。ですから、一学期の成績を少しでも良くしておいて、優遇措置を早く得られるようにすることが大切になってきます。

おわりに:テストはチャンス!

最後に、定期テストは志望校の合格に近づくためのチャンスだと考えてほしいと思います。「テストは勉強しなければいけないから嫌だな」と思う人もいるかもしれませんが、中学3年生にとっては高校入試に使う学校成績が確定するまで、定期テストは残り4回です。志望校に合格するための「前向きな努力」をするチャンスだと考えると良いですね。

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