塾に通おうと考える際に悩みの一つになるのが、「続けられるかどうか」だと思います。

特に、中高生は部活動や習い事が忙しく、その上さらに塾の勉強を積み重ねても大丈夫なのか不安なのではないでしょうか。

今回は、塾に通いたいけど続けられるかどうか不安に思っている中高生、特に中学生の背中を後押しするため、ベスト自修館 清瀬校に通っている生徒たちにアンケートをとって実態調査をしてみました。

アンケートの対象

ベスト自修館 清瀬校の集団指導・個別指導を受講している中学生の生徒ほぼ全員にアンケートをとり、主に部活動の忙しさについての聞き取りを行いました。中学3年生にもアンケートをとったのですが、この時期はもう部活を引退して勉強に専念している生徒が多かったため、今回は1・2年生の結果を集計したものをご紹介します。

3年生も含めたデータの需要があるようなら、また来年以降に検討します。

Q. 部活動に所属していますか。

全体で実に8割以上の生徒が何らかの部活動に所属しているようです。集団指導の受講生と個別指導の受講生で分けて見てみましょう。

Q. 部活は週何日ありますか。

全体の60%が1週間に5日以上部活があると回答しています。週5日ということはほぼ毎日部活があるということになりますね。実際、ベスト自修館 清瀬校に通っている中学生で、部活が終わってから来ていると言っている生徒は多く見かけます。

集団指導と個別指導で分けて見てみましょう。こちらも、週5日以上部活がある生徒の割合に、集団・個別で大きな差は見られませんね（集団指導58.8%、個別指導60%）。若干個別指導の方が多いとはいえ、誤差の範疇と言っていいと思います。筆者としては意外な結果が続いています。

なお、何の部活に所属しているかについてもアンケートを一応とっていまして、部活動に所属している生徒のうち約79%の生徒が運動系の部活に所属し、21%の生徒が文化系の部活に所属していることがわかりました。部活動の忙しさの指標にしようと思ったのですが、生徒によくよく話を聞いてみると、運動系でも緩い部活動があったり、文化系でも毎日練習の有る活発な部活動があったりして、忙しさを定量的に見る指標にはならなさそうでしたので、数字だけのご紹介とさせていただきます。

Q. 塾に来る前に晩御飯を食べてきていますか。

この質問は、部活から帰ってきて晩御飯を食べて塾に来るだけの時間的な余裕があるか、その指標として訊ねたものです。6割以上の生徒が晩御飯を食べてから塾に来ていますね。

集団指導と個別指導を分けて見てみると、こちらは今までに比してはっきりした違いが表れています。晩御飯を食べてきている生徒の割合が、集団指導で66.6%, 個別指導で57.1%と10%に近い開きがあります。アンケートの母数が多くないので誤差の可能性も十分ありますが、これも筆者としては意外な結果でした。個別指導の生徒の方がスケジュール上の余裕があり、晩御飯を済ませてから塾に来ているものだと思っていましたが、どうもその限りではないようですね。

他にも、清瀬市内の中学校毎に割合が異なるのではないかと思ってその観点で集計してみたのですが、ベスト自修館 清瀬校から比較的遠方の清瀬中学校や清瀬第三中学校の生徒でも全体集計に近い割合の生徒が晩御飯を食べてから塾に来ていることがわかっており、学校と塾の距離は清瀬市内ではあまり大きな差の要因にはなっていないのかな、という印象を受けました（他の中学校で母数が少ない学校もあり、比較項目として十分なデータがないため、詳細な数値の掲載は差し控えます）。

まとめ

少なくともベスト自修館 清瀬校の塾生については、大部分が部活で忙しくしていてもなんとか時間をやりくりして通塾出来ているようですね。指導形態（集団指導か個別指導か）と普段の忙しさの間には意外にもあまり関連性がないようでした。

塾に通いたいけど続けられるかどうか不安に思っている中学生の皆さんは、同級生もみんな頑張れているということで、自信を持って塾通いを始めてもらえればと思います。また、集団指導・個別指導の選択についても、忙しいかそうでないかは判断基準にしなくても良さそうで、自分に合っているか、集団指導の場合はそもそもその時間帯に授業に来られるか等を基準に判断すると良いのではないでしょうか。

ベスト自修館 清瀬校は、集団指導と個別指導を併設しています。長年の経験と実績からどちらのノウハウも確かなものがあります。清瀬市で自分に合った学習塾をお探しの方は、ぜひご検討いただければと思います。