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そもそもクリスマスとは何の日

2022年も残りわずかになりました。大きなイベントとして残っているものは「クリスマス」のみとなりました。みなさんのクリスマスの思い出は何ですか。

ちなみに私のクリスマスの思い出は小学校の時に通塾していた塾のクリスマス会です。先生たちがプレゼントを用意して私達生徒はビンゴをして成立すると景品がもらえました。大きいものから小さいものまで様々な景品が用意されていました。もちろん包装されているため中は見えません。

ビンゴの用紙が配られついに始まりました。私は1番にビンゴになりたいと思っていました。実は1番の景品が他の景品に比べて大きかったからです。「何が入っているんかな」と思いながらビンゴをしているとすぐにリーチになり1番にビンゴになりました。私はとてもうれしく満面の笑みで景品をもらいに行きました。すると先生は「流石やな。この景品はおまえのために用意したんや。」と笑みを浮かべていました。

私は思っていたものよりも重かったのでわくわくしながら包装紙を開けました。すると、出てきたものが…。

一人鍋専用鍋。周りの生徒は大爆笑していました。私は「なんで家族用でなく一人用なんやろ。」と思っていました。他の景品は途端に小さくなっていたのでこれでよかったのかと思って過ごしていると、多機能ボールペン、シャーペン、ノート5冊セット…など他の景品はどれも今後使えそうなものばかりでした。本音は鍋より他の景品の方が欲しかったです。

今でもこの当時もらった鍋が家にあると思います。

クリスマス何の日

さてそろそろ本題にいきます。ところでそもそもクリスマスは何の日なのでしょう。

クリスマスは英語で「Christmas」です。これは「Christ」と「mass」が合わさって出来た単語です。「Christ」=イエス・キリスト、「mass」=ミサというキリスト教における礼拝を表しています。よってクリスマス本来の意味は「イエス・キリストの誕生を祝う日」です。「誕生日」ではなく「誕生」です。では誕生日はいつなんだろう。と気になるところですが、誕生日は不明です。聖書にも書かれていません。

日本にクリスマスが伝来したのは、中学校の社会の教科書にも掲載されているフランシスコ・ザビエルが来日したのがきっかけです。フランシスコ・ザビエルの跡を継いで布教活動をした人が、1552年に現在の山口県において、信者を招いてミサを行ったのが日本最古のクリスマスと言われています。その後徳川家康の時代にキリスト教が禁教されたことにより、クリスマスも途絶えることになりました。しかし、長崎の出島のような場所は名前の変更してクリスマスのようなことを行っていました。民衆の間には明治以降に浸透するようになります。

フランシスコ・ザビエル

サンタクロースのモデルは実在する

サンタクロースのモデルは4世紀頃に実在したとされているギリシャ人司教「聖ニコラウス」と言われています。これをオランダ語読みしたのが「サンタ・クロース」です。ちなみにサンタクロースが靴下にプレゼントを入れる風習は、「聖ニコラウス」が煙突から投げ入れた金貨が偶然靴下に入ったことが由来とされています。

クリスマスツリーの装飾の理由

クリスマスツリー

クリスマスツリーには、トップスター・オーナメントボール・ベル・靴下など様々な飾りがあります。実は飾りにはちゃんと意味が込められています。

☆トップスター

頂点の輝く星は、キリストの誕生を知らせキリストの許へ導いた「ベツレヘムの星」を意味しています。

☆オーナメントボール

球体の飾りはドイツ語で「知恵の木の実」「りんご」を表しています。

☆ベル

イエス・キリストの誕生を人々に知らせるための「喜びを鳴らすベル」という意味があり魔除けの力があります。

☆靴下

サンタクロースが靴下にプレゼントを入れてくれると考えられています。

クリスマスカラーが赤と緑の理由

クリスマスには「赤」「緑」など象徴的なクリスマスカラーがあります。実はこの色にも理由が存在します。

◎赤

リンゴや柊の実の色である赤色はキリスト教のシンボルカラーです。イエス・キリストが十字架上で流した血を表していて、「神の寛大さ」などを表しています。

◎緑

クリスマスツリーの象徴でもある緑は、1年を通じて緑色の葉をつけていることから、「永遠」「強い生命力」を表しています。

実はベスト自修館のイメージカラーも

私たちベスト自修館のイメージカラーもクリスマスと同じ赤と緑で構成されています。

冬期講習

これまで何となく過ごしていた行事も本来の意味やルーツを知れば面白いですよ。

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