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2023年度(令和5年度)都立高校倍率解説(一般入試2/9編)

こんにちは、ベスト自修館清瀬校塾長の佐々木です。明日は都内私立高校入試ですが雪の予報が出ています。受験生の皆さんが無事に受験できることを祈るばかりです。明日に授業がある塾生の皆さんには急遽オンライン受講になっても大丈夫なように態勢を整えてありますので、授業は通常通り行う予定です。

さて、東京都教育委員会より、都立高校一般入試の応募倍率が発表されました。一般入試は出願先変更ができるので、最終的な応募倍率が確定するのは2月14日(火)です。現時点で低倍率であったとしても最終的な倍率はわかりませんので、出願先の変更を考えている方以外は一般入試に向けた勉強を頑張りましょう。

受験校についてセカンドオピニオンをご希望の場合は当塾お問い合わせページよりご連絡ください。

今回も清瀬市からの受験生がいると思われる学校のまとめと注目校についてお伝えします。都教委の発表資料は下記リンクよりご確認ください。

令和5年度東京都立高等学校入学者選抜応募状況(学力検査入学願書受付)

注記:本ページは令和5年度入試、2月9日時点の倍率についての解説です。最終応募倍率と解説についてはこちらからご確認ください。

令和6年度入試2月8日時点の倍率についてはこちらからご確認ください。

進学指導重点校と進学重視型単位制高校

  • 戸山:男子 2.02(2.11)
  • 戸山:女子 1.88(2.02)
  • 青山:男子 1.94(2.30)
  • 青山:女子 2.08(2.24)
  • 立川:男子 1.37(1.16)
  • 立川:女子 1.45(1.45)
  • 立川:総合理数 3.63(4.50)
  • 国立:男子 1.48(1.77)
  • 国立:女子 1.46(1.58)
  • 新宿:共通 2.29(2.40)
  • 国分寺:共通 1.69(1.66)

カッコ内は昨年同時期の応募倍率です。今回も最も高倍率なのは新宿高校です。校長会調査の時点では昨年よりも高倍率が予想されていましたが、実際には若干ダウンしています。

全体的にダウン傾向ですが、立川高校は男子が倍率アップで女子は昨年と同様の数値となっています。ただし、立川高校の出願者数の男女合計は今年が440名、昨年が433名ですので、昨年総合理数科を志望した層が普通科のみを志望する状況になっていると考えられます。

旧第9学区(清瀬市・東久留米市・東村山市・小平市・西東京市・国分寺市・小金井市・武蔵野市)

  • 武蔵野北:男子 1.64(1.32)
  • 武蔵野北:女子 1.53(1.43)
  • 小金井北:男子 1.26(1.31)
  • 小金井北:女子 1.57(1.53)
  • 清瀬:男子 0.77(1.30)
  • 清瀬:女子 1.06(1.40)
  • 小平:男子 1.13(1.19)
  • 小平:女子 1.39(1.64)
  • 小平南:男子 1.53(1.80)
  • 小平南:女子 1.52(1.95)
  • 保谷:男子 1.69(1.45)
  • 保谷:女子 1.15(1.45)
  • 田無:男子 1.45(1.29)
  • 田無:女子 1.35(1.31)
  • 久留米西:男子 1.34(1.07)
  • 久留米西:女子 1.04(0.87)
  • 小平西:男子 1.43(0.89)
  • 小平西:女子 1.09(1.10)
  • 東村山西:男子 0.77(0.86)
  • 東村山西:女子 0.97(0.57)
  • 東村山:男子 1.97(1.31)
  • 東村山:女子 1.65(1.32)
  • 東久留米総合:共通 1.05(1.08)

推薦入試に引き続き倍率低下傾向ですが、武蔵野北男女、小金井北女子、保谷男子、田無男女、東村山男女が昨年よりも倍率を上げています。

清瀬男子は0.77倍と過去最低の倍率になりました。志願先変更を経ても31名の増加は難しいので定員割れか限りなく1倍に近い入試になると思います。令和6年度入試はおそらくクラス減になりますので、中学2年生以下の方は清瀬高校を甘く見ないようにご注意ください。

東村山西高校は男女とも定員割れしていますが、例年最後まで志願先変更の多い学校です。今年度も特に男子が久留米西や小平西から変更すると思われますので、油断なく勉強して欲しいと思います。

一番の激戦になっているのは東村山です。エンカレッジスクールですが、内申点が3よりも2が多い受験生はかなり厳しい戦いになると思われます。

旧第3学区(練馬区・中野区・杉並区)

  • 井草:男子 1.39(2.05)
  • 井草:女子 1.84(2.48)
  • 石神井:男子 2.08(1.77)
  • 石神井:女子 1.88(2.12)
  • 武蔵丘:男子 2.13(1.42)
  • 武蔵丘:女子 2.08(1.50)
  • 鷺宮:男子 1.65(1.78)
  • 鷺宮:女子 2.67(2.22)
  • 練馬:男子 1.11(1.07)
  • 練馬:女子 1.33(1.25)
  • 光丘:男子 1.21(0.91)
  • 光丘:女子 0.45(0.73)
  • 田柄:男子 0.58(0.55)
  • 田柄:女子 0.44(0.73)

男子は石神井と武蔵丘が高倍率になっています。男子は石神井・武蔵丘から清瀬への志願先変更が見られるのではないかと思われます。鷺宮男子は校長会調査や推薦入試の倍率からは落ち着きを見せせています。

鷺宮女子は推薦入試に引き続き都立高校普通科で最大の激戦です。この人気が続くようだと、来年度は内申点が3よりも4の方が多い受験生でないと合格は難しくなってくると思われます。偏差値ラインも50を超えてくるでしょう。

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