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令和8年度 都立高校入試 学級数増減と影響について解説

こんばんは、塾長の佐々木です。

本日、東京都教育委員会より令和8年度都立高校入試の定員が発表されましたのでブログ更新しています。

今回のポイント

  • 全日制課程の定員は75人の減少、定時制課程の定員は135人の減少
  • 学級減になる学校は?
  • 学級増になる学校は?

全日制課程の定員

今年度の都立高校の定員は75人の減少となりました。

都立高校の定員は都内公立中学校の卒業予定者数、公私連絡協議会で決まる計画進学率、都立高校と私立高校の按分比率で決まります。令和8年度の公立中学校卒業予定者数は77,572人で令和7年度の77,809人から237人減少しています。

都立高校と私立高校の按分比は都立高校59.6:私立高校40.4、計画進学率も93.0%で変更されていないため、都立高校全体の定員は100人の減少が予定されていました。今年度は定時制課程が7学級210名分募集停止されたものの、六本木高校と大江戸高校で60名の募集増があり、そちらの影響で全日制課程の学級増減は少なくなりました。

学級減の学校は4校

  • 竹早高校
  • 広尾高校
  • 総合工科高校(電気・情報デザイン科)
  • 深沢高校

竹早・広尾は昨年学級増になったための学級減ですので教室数の関係からの決定と思われます。深沢高校は当日点と内申点の比率を10:0で募集するためのモデル校として柔軟できめ細かな教育課程や教育相談体制の充実を図るための学級減だそうです。

昨年度学級増になっていて、今年度学級減になっていないのは府中高校ですが、人気も高く、校舎建て替えの際には一学年8学級に対応できるように建築されていることが理由と思われます。

学級増の学校は2校

学級増になっている学校の一覧は以下の2校です。

  • 三田高校
  • 石神井高校

清瀬市から通学しやすい学校では石神井が学級増になっています。昨年は一般入試で107名が不合格になる厳しい入試で、今年も人気を維持していましたが難化も一服すると思われます。

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