自称、清瀬市で一番高校入試情報に詳しい塾長の佐々木です！2025年6月17日(火)に開催された、久留米西高校の学習塾対象授業見学会に参加してきました。清瀬市から参加したのは私だけで、参加人数が少なかったため校長先生との懇談も長い時間できました。地域密着学習塾の本領発揮です！

久留米西高校ってどこにあるの？

清瀬駅から自転車で約10分 です。清瀬市、東久留米市をはじめ、約85％の生徒が自転車通学だそうです。鉄道利用の方は清瀬駅南口からバスを利用して約15分、花小金井駅からは約25分です。

久留米西高校の様子

多くの学校の授業見学は廊下から見るだけなのですが、久留米西高校では教室内に入って見学してもよいとのことでした。授業に集中している生徒が多いのですが、見学慣れしていないと感じる生徒もいました。

特に良かったのは1年生、言語文化の授業のアクティブラーニングです。2クラスの生徒を3組に分けた少人数授業の上で、4～5名ずつのグループに分かれて学習していました。内容は芥川龍之介『羅生門』を題材に読みとった情景をタブレット端末で絵に描いていました。皆さん明るい表情で対話しながら取り組んでいて、楽しそうな表情の生徒が多かったことが強く印象に残りました。

一年ぶりの訪問でしたが、校舎内の壁が塗りなおされていて、廊下もワックスはがし処置をしたそうで、全体的に明るい印象になっていました。

校長先生との懇談

他の参加者の先生と一緒に校長先生との懇談もしてきました。思ったよりも清瀬市から通学する生徒が少ないこと、サッカー、バドミントン、男子バレーボールが盛んなことがわかりました。進路状況では専門学校に進む生徒と大学に進む生徒の割合が過去５年で逆転していることや、総合型選抜での合格者が増えていることがが説明されました。

特に強調して説明されていたのは指定校推薦についての説明です。中学校の内申点が良くなかった生徒であっても久留米西で努力して好成績を収め、指定校推薦で進学している例が非常に多いことが説明されました。

また、他校では一部の生徒だけが参加する「企業体験」に高校1年生全員が参加することも説明されました。社会人としての生き方をイメージがしてもらうことにも有用ですし、3日間のうち1日をマナー研修に割いていることも魅力的だと思いました。

受験生や保護者に対しても同種の内容が説明されると思いますが、いずれもイメージが湧きやすい良い説明でした。

おわりに

今年は学校見学会や学校説明会で中学1年生、中学2年生も参加できるようにするとのことでした。高校選びで何を重視するかは様々な考え方がありますが、清瀬市・東久留米市からの通学時間の短さは大きな魅力です。説明会参加の候補としてぜひ見学に行くことをお勧めします。