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ゴールデンエイジとは?

みなさんはゴールデンエイジという言葉を聞いたことがありますか?

ゴールデンエイジとは、9歳~11歳ごろまでに訪れる「急速に神経系が発達する時期」であり、急速な運動能力の向上が期待できる時期となります。そのため、今まで習得してきた基本動作を応用したり、見て真似ることが上手になってきたりする時期なのです。 たとえば「泳ぎが速い人」や「足が速い人」の動作を見た時に、頭で理解するのではなく、見たままをそのまま吸収できたりします。ですから、この時期に運動や勉強をさせると、想像以上の成長を感じることができるのです。さらに、この時期に習得したものは大人になってもずっと身についていると言われています。たとえば、自転車の乗り方や泳ぎ方などもそうです。また、今までできなかったことが、突然できるようになるなど、技術・センスなどが急激に成長する時期でもあるので、“成功体験”を植え付ける意味においてもいろいろなことにチャレンジさせたい時期です。

プレゴールデンエイジとは

ゴールデンエイジの急成長は、プレゴールデンエイジが重要だとも言われています。プレゴールデンエイジとは、3歳~8歳の期間を指します。同じように神経系が急速に発達する時期なので運動能力の向上が期待でき、この期間に様々な動きを経験して神経回路を構築することが、その後の成長を左右します。子どもがやりたがるいろいろな運動を精一杯やらせることで運動神経は自然に発達しますが、基礎的な能力が育たないうちに特定のスポーツにしぼってしまうと、総合的な運動能力が身に付かず、成長の妨げになる場合があります。 また、この時期の子どもは集中力が長続きしません。つまり、ひとつに絞って集中的にやらせるよりは、いろいろな分野を経験させることで、飽きずに体を動かす楽しさを感じさせることができます。スポーツにとらわれず、鬼ごっこや遊具を使った遊びでも十分です。遊びの中の動きの一つ一つが、貴重な財産になります。

ポストゴールデンエイジとは

また、12歳~14歳のポストゴールデンエイジと呼ばれる期間もあります。この期間は、骨格や筋力が急激な発達を見せますので、パワーやスピードが備わってくる時期です。筋骨格の成長が大きく向上しますが、神経系については発達が済んでしまっているので、運動技術の急激な成長は感じにくいと言われています。新たな技術の習得には向いておらず、いま持っているテクニックの質を高めることが大切です。

ゴールデンエイジの体力と学力の相関性

このゴールデンエイジの期間の体力と学力についての分析もされており、小中学校を対象とした、文部科学省による「全国学力・学習状況調査」とスポーツ庁による「全国体力・運動能力・運動習慣等調査」の結果を分析したところ、小学生においては体力が高いほど学力も高い傾向があるという結果となったそうです。身体能力、運動能力が著しく発達するゴールデンエイジ期に発育・発達に適した運動をすることは運動能力の向上、ひいては学力の向上のためにも重要なのです。

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