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令和6年度(2024年度)都立高校倍率解説(一般入試2/8編)

こんにちは、ベスト自修館清瀬校塾長の佐々木です。東京都教育委員会より、都立高校一般入試の応募倍率が発表されました。一般入試は出願先変更ができるので、最終的な応募倍率が確定するのは2月14日(水)です。現時点で低倍率であったとしても最終的な倍率はわかりませんので、出願先の変更を考えている方以外は気にせずに一般入試に向けた勉強を頑張りましょう。

受験校についてセカンドオピニオンをご希望の場合は当塾お問い合わせページよりご連絡ください。

今回も清瀬市からの受験生がいると思われる学校のまとめと注目校についてお伝えします。都教委の発表資料は下記リンクよりご確認ください。

令和6年度東京都立高等学校入学者選抜応募状況(学力検査入学願書受付)

注記:本ページは令和6年度都立高校入試の2月8日時点の応募倍率です。一般入試の最終応募倍率についての解説はこちらからご覧いただけます。

凡例

学校名→今年の倍率→男子の昨年倍率(男子の一昨年の倍率)→女子の昨年倍率(女子の一昨年の倍率)の順番です。新宿、国分寺等の昨年度以前からの共通定員校は、学校名→今年の倍率→昨年の倍率→(一昨年の倍率)の順番です。

進学指導重点校と進学重視型単位制高校

  • 戸山:1.99 昨年男子 2.02(2.11)昨年女子 1.88(2.02)
  • 青山:2.11 昨年男子 1.94(2.30)昨年女子 2.08(2.24)
  • 立川:※1.43 昨年男子 1.37(1.16)昨年女子 1.45(1.45)
  • 立川創造理数:2.71 昨年3.63(4.50)
  • 国立:1.61 昨年男子 1.48(1.77)昨年女子 1.46(1.58)
  • 新宿:2.56 昨年2.29(2.40)
  • 国分寺:1.43 昨年1.69(1.66)

カッコ内は昨年同時期の応募倍率です。今年も最も高倍率なのは新宿高校で、普通科では都内一のばいりつになっています。

国分寺以外はアップ傾向で校長会調査の結果からあまり変化がありません。立川高校は1.43倍になっていますが、ほぼすべての生徒が創造理数科と併願するので、それを加味すると実質倍率は1.69倍ですのでご注意ください。

第9学区(清瀬市・東久留米市・東村山市・小平市・西東京市・国分寺市・小金井市・武蔵野市)

  • 武蔵野北:1.27 昨年男子 1.64(1.32)昨年女子 1.53(1.43)
  • 小金井北:1.79 昨年男子 1.26(1.31)昨年女子 1.57(1.53)
  • 清瀬:1.40 昨年男子 0.77(1.30)昨年女子 1.06(1.40)
  • 小平:1.38 昨年男子 1.13(1.19)昨年女子 1.39(1.64)
  • 小平南:1.66 昨年男子 1.53(1.80)昨年女子 1.52(1.95)
  • 保谷:1.67 昨年男子 1.69(1.45)昨年女子 1.15(1.45)
  • 田無:1.49 昨年男子 1.45(1.29)昨年女子 1.35(1.31)
  • 久留米西:0.97 昨年男子 1.34(1.07)昨年女子 1.04(0.87)
  • 小平西:1.50 昨年男子 1.43(0.89)昨年女子 1.09(1.10)
  • 東村山西:0.97 昨年男子 0.77(0.86)昨年女子 0.97(0.57)
  • 東村山:1.52 昨年男子 1.97(1.31)昨年女子 1.65(1.32)
  • 東久留米総合:0.97 昨年1.05(1.08)

武蔵野北以外の中堅上位の学校は軒並み倍率が上がっています。近年低倍率だった清瀬も、クラス減の影響以上に人気を集めています。

久留米西と東村山西は現時点では定員割れですが、小平西の倍率が高くなっているので、志願先変更が出そうです。久留米西と東村山西の受験生は油断なく一般入試に向けて勉強してほしいと思います。東村山は昨年よりも低めの倍率になっていますが、平年並みの難易度でしょう。

第3学区(練馬区・中野区・杉並区)

  • 井草:1.86 昨年男子 1.39(2.05)昨年女子 1.84(2.48)
  • 石神井:1.74 昨年男子 2.08(1.77)昨年女子 1.88(2.12)
  • 武蔵丘:1.89 昨年男子 2.13(1.42)昨年女子 2.08(1.50)
  • 鷺宮:1.57 昨年男子 1.65(1.78)昨年女子 2.67(2.22)
  • 練馬:1.38 昨年男子 1.11(1.07)昨年女子 1.33(1.25)
  • 光丘:0.86 昨年男子 1.21(0.91)昨年女子 0.45(0.73)
  • 田柄:0.83 昨年男子 0.58(0.55)昨年女子 0.44(0.73)

井草が隔年現象的に高倍率になっていますが、第一志望優先度が高い学校の上に志願変更先の学校も高めの倍率になっているため、現状に近い倍率での入試になると思われます。石神井、武蔵丘、鷺宮は昨年の高倍率が嫌気されたのか、少し倍率が下がっています。

おわりに

今年は志願先変更のために中学校の先生に相談する時間は2月9日(金)しかありません。10日の私立高校の合否結果を踏まえての志願先変更も困難なため、志願先変更は少なくなるものと思われます。

事前に十分に検討していた場合を除いて志願先変更は考えず、第一志望校にむけて全力で勉強することをお勧めします。

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