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都立高校の探し方

都立高校の探し方

GW中いかがお過ごしでしょうか。自称清瀬市、東久留米市で一番高校入試情報に詳しい塾長の佐々木です。レジャーも良いですがご家族の時間が取りやすいGWだからこそ、入試のことを考えていただきたいと思って本稿を書いています。明日更新の「私立高校の探し方」と合わせてご覧ください。

はじめに

都立高校は187校あります。たくさんの学校からお子様が通う学校を決める必要がありますが「こんなにあったらどうやって探せば良いのかもわからない」というのが正直なところだと思いますので、そういった方に向けて本稿を書いています。

なお「都立高校【選び】のポイント」ではありません。多くの情報を集めた上で、最終的に受験する学校を決断するのは、お子様本人と保護者様です。また。お子様の受験校を決断するにあたって無責任にアドバイスすることはできません。ご決断の際にはお子様に実際に接している塾の先生にアドバイスを求めるのが良いです。普通の塾であれば、お子様とお住まいの地域に合わせた学校のアドバイスができるはずです。もし、清瀬市・東久留米市にお住まいで「今通ってる塾の面談では入試情報とか全然教えてくれないんだけど」という方がいらっしゃいましたら、無料の学習相談も行っておりますので 公式LINE にご登録の上お問い合わせください。

ポイント1:立地

はじめに重視してほしいのは、自宅から学校への通学時間です。ドアツードアで1時間以内を目安に探しはじめることをおすすめします。

調べるときには Google Maps が便利です。スマートフォンで位置情報を有効にして、「ここから都立○○高校」と検索してください。Google Maps をお勧めする理由は自転車での通学時間も簡単に調べられるからです。高校生は自転車通学も多いので便利です。

部活動などの課外活動を重視して学校選びをするならば、通学時間は短ければ短いほど良いです。例えば、通学時間1時間30分、朝練開始7時30分、6時の電車に乗るには何時に起床すればよいかを考えれば、とても現実的ではないことをお子様にわかってもらいましょう。

ポイント2:進学実績・就職実績

充実した高校生活も大事ですが、卒業後の進路について考えるのも高校探しの重要なポイントです。都立高校普通科のHPには「進学実績」ページがあります。どのような大学に進学しているのか、もっとも多く進学している大学ランクはどのあたりなのか確認しましょう。複数年度を確認して平均値がどのくらいなのかを確認するのもポイントです。

工科高校などの専門学科の高校は、進学先としての大学や専門学校に加えて「就職実績」ページが設けられているケースもありますので、そのような視点から高校探しをすることも可能です。

ポイント3:授業料

2024年度から、授業料無償化の所得制限が撤廃されました。都立高校全日制の場合、授業料は原則118,000円ですが就学支援金制度により無償で通学できます。授業料以外の納入金、例えば制服や備品費、修学旅行積立金がどのくらいの金額になるのかは学校ごとに若干異なります。授業料を含めた都立高校の初年度納入金は約30万円ですので、約20万円の自己負担が必要です。

おわりに

以上を踏まえて、都立高校のHPを閲覧して夏の学校見学会や秋の文化祭に参加してみましょう。「うちの子全然受験生っぽくならないんです」というお悩みをよくいただきますが、中学生はそもそも高校を知らないので高校受験のことをリアルに考えられません。まずは実際に高校に行ってみて、そこから通いたいと思える学校を選んでいきましょう。

当塾では 教室ブログにて 「2025年度 都立高校説明会まとめ」を毎週更新しています。XInstagram にて更新情報をお知らせしていますので、興味がある方はフォローしてご利用ください。

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