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1.202026
令和8年度(2026年度)都立高校入試倍率解説(推薦入試編)

こんにちは、ベスト自修館清瀬校塾長の佐々木です。都立高校推薦入試対策講座の面接練習も全員終了し、こまごまとした質問や、残った小論文・作文の添削をする日々です。多くのお申し込みありがとうございました。
さて、東京都教育委員会より、都立高校推薦入試の応募倍率が発表されました。募集人員9,395人に対しての応募者数は20,545人で応募倍率は2.19倍でした。昨年の2.28倍を更新し過去最低の倍率になっています。昨年に引き続き私立高校授業料助成の所得制限がなくなったことによる影響が大きいものと思われます。
今回は清瀬市からの受験生がいると思われる学校のまとめと注目校についてお伝えします。都教委の発表資料は下記リンクよりご確認ください。
注記:本ページは令和8年度推薦入試の倍率についての解説です。
一般入試の最終応募倍率についての解説は2/9(月)に更新予定です。
はじめに
今年の推薦入試を受験する中学3年生本人は、このページ熟読しないでください。推薦入試は出願先変更ができないので、自分が出願した学校の倍率を確認したら勉強に戻ることをお勧めします。合格可能性を高める行動をとっていくことが大切です。
凡例
学校名:今年の倍率 ← 昨年の倍率 ← 一昨年の倍率 ← 三年前の男子倍率 女子倍率 の順番です。新宿、国分寺等の二年前以上前からの共通定員校は、学校名 ← 今年の倍率 ← 昨年の倍率 ← 一昨年の倍率 ← 三年前の倍率 の順番です。
進学指導重点校と進学重視型単位制高校
- 戸山:2.91 ← 3.55 ← 3.34 ← 男子 2.94 女子4.50
- 青山:3.38 ← 4.25 ← 3.79 ← 男子 3.10 女子4.62
- 立川:3.00 ← 3.43 ← 2.95 ← 男子 2.96 女子4.08
- 国立:2.31 ← 3.44 ← 3.55 ← 男子 2.85 女子3.83
- 新宿:5.78 ← 5.31 ← 7.66 ← 5.91
- 国分寺:2.42 ← 2.84 ← 2.25 ← 2.94
今年も最も高倍率なのは新宿高校でした。一昨年の7.66倍ほどではありませんが5倍をこえる大激戦になっていますから、新宿高校志望の受験生は推薦入試終了後、一般入試に向けて気持ちをすぐに切り替えると良いでしょう。昨年は全体的に倍率は高止まりしていて、私立高校授業料無償化の影響は見られませんでしたが、今年はダウンが目立ちます。青山→新宿の動きが感じられることと、国立の大幅ダウンが特徴的です。国立と言えば文化祭が大きく盛り上がることが有名ですが、その点がうまくいっていないように思います。
第9学区(清瀬市・東久留米市・東村山市・小平市・西東京市・国分寺市・小金井市・武蔵野市)
- 武蔵野北:2.27 ← 1.69 ← 2.04 ← 男子1.92 女子3.00
- 小金井北:2.13 ← 1.96 ← 2.63 ← 男子1.54 女子1.82
- 清瀬:2.13 ← 2.43 ← 2.43 ← 男子1.58 女子1.73
- 小平:1.88 ← 2.10 ← 2.00 ← 男子1.00 女子2.33
- 小平南:2.05 ← 2.18 ← 3.25 ← 男子2.17 女子2.38
- 保谷:2.88 ← 2.92 ← 3.16 ← 男子3.91 女子2.67
- 田無:2.09 ← 2.66 ← 3.13 ← 男子2.12 女子2.43
- 久留米西:1.63 ← 2.27 ← 2.15 ← 男子3.08 女子3.32
- 小平西:2.57 ← 2.89 ← 3.64 ← 男子3.72 女子2.35
- 東村山西:1.29 ← 2.00 ← 1.63 ← 男子1.33 女子2.32
- 東村山:2.88 ← 3.88 ← 3.35 ← 男子1.33 女子4.00
- 東久留米総合:2.71 ← 2.78 ← 1.92 ← 2.07
学区全体としては倍率低下傾向です。校長会調査の結果に比べて武蔵野北の倍率が高めにでています。校長会調査での倍率が低いことを意識して立川・昭和→武蔵野北・小金井北の移動があったと考えるべきでしょう。武蔵野北も小金井北もオール5でも不合格が出る学校ですが、倍率をみての志願先変更は準備が不十分になりますから、合格ラインは昨年並みになるでしょう。
保谷と東久留米総合は昨年並みの倍率を維持しています。保谷は「部活の保谷」という広報が高評価の模様。東久留米総合は広報委員会による活動が中学生にも保護者にも高評価です。広報委員会を改革した方は今年で卒業ですので、来年以降も人気を維持できるような広報ができるのか注目しています。東村山の倍率ダウンは分割募集制度の廃止と通信制高校人気が影響しているものと思います。
旧第9学区の特徴として、倍率が低くなっている学校に翌年人気が集中する傾向が見られます。今年でいえば武蔵野北ですね。「倍率が低いから」という理由だけで学校選びをしてしまうと倍率がわかった時に慌ててしまうケースがありますので、これから高校受験を迎える方は気をつけてほしいと思います。
第3学区(練馬区・中野区・杉並区)
- 井草:1.18 ← 2.25 ← 2.61 ← 男子1.76 女子3.20
- 石神井:2.69 ← 3.43 ← 3.27 ← 男子3.61 女子3.43
- 武蔵丘:2.03 ← 2.56 ← 3.50 ← 男子2.85 女子3.37
- 鷺宮:4.29 ← 3.95 ← 3.27 ← 男子4.86 女子6.42
- 練馬:2.19 ← 2.38 ← 2.96 ← 男子2.17 女子3.86
- 光丘:1.50 ← 1.54 ← 2.04 ← 男子2.08 女子1.27
- 田柄:0.56 ← 0.83 ← 0.69 ← 男子0.33 女子1.13
鷺宮が3年ぶりの4倍台。杉並高校(清瀬から通いにくいので不掲載)との間で周期的な倍率変動が見られていましたが、今年は鷺宮・杉並ともに倍率アップ。井草と石神井の減少分が両校と保谷に流れていると思います。井草→鷺宮は学校生活の充実を志向する受験生、石神井→保谷は部活動重視の受験生の流れがあると思います。井草はそれに加えて校舎改築が決まっているようなので倍率低下に拍車をかけています。
武蔵丘は二年間で1.47ポイントのダウンになっています。校舎改築期間の影響が大きいですが、HPのお知らせによると工事の遅れが出ている模様ですので、来年以降も低倍率が続くと思います。田柄は今年も推薦入試時点で定員割れ。一般入試も全入になると思われます。
おわりに
繰り返しですが推薦入試は志願先変更がないので、情報収集しても合格の可能性は上がりません。本校の期待する生徒の姿と学校パンフレットを読み込んだほうが合格の可能性は上がります。
中学3年生の保護者、中学2年生以下の受験生は興味がある学校や変更候補の学校確認にご利用ください。



















