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7.12022
都立国立高校の説明会に参加してきました
こんにちは!塾長の佐々木です。6月29日(水)に開催された、都立国立高校の「学習塾等との情報交換会」に参加してきました。
国立高校ってどこにあるの?
JR中央線国立駅 南口より徒歩15分です。 徒歩15分は高校生ならば歩く距離だと思いますが、最高気温35度越えの日でしたのでバスに乗ったら3分で着きました。清瀬中・清瀬3中・清瀬5中の生徒は清瀬→新秋津→西国分寺→国立のルートで約60分。清瀬2中・清瀬4中の生徒は新秋津に直接向かってから、同ルートで通うことになるでしょう。
令和4年度の推薦入試はどうだった?
国立高校の推薦入試では男子32名の定員に107名、女子30人の定員に124名が応募したため、応募倍率は男子3.34倍、女子4.13倍でした。安定した高倍率で高い人気がうかがえます。国立高校の推薦入試は内申点オール5でも不合格者の方が多いという極めてハイレベルな戦いです。推薦入試にチャレンジするためには9科内申42が最低ラインになるでしょう。その上で、個人面接と小論文でどれだけ高得点をとれるかの対策に合否がかかってきます。
小論文(国立高校・自校作成入試問題のページ)の問題形式は近年の傾向通り、大問1が論説文の読解と記述、大問2が理科分野の内容でした。形式はここ数年同じですので過去問の演習が対策として有効です。説明会中には「両方で高得点をとらなければ合格点には届かない」とのアドバイスがありました。HPに公開されている(令和4年度推薦入試の面接と小論文の得点分布)を見ればわかる通り、300点満点中240点以上が必要です。高い読解力と計算力を身につけて入試に臨むことが重要です。「文系理系の偏りの少ない生徒が合格している」とのことでした。
令和4年度の一般入試はどうだった?
一般入試の受検者平均内申点について発表されました。令和4年度の学力検査の平均点は国語が男子65.9点・女子68.4点。数学が男子56.4点・女子51.1点。英語が男子57.3点・女子55.7点とのことでした。理社については明確な発表はありませんでしたが、発言のニュアンスから類推すると80点代では足りないと思われます。
合格のための対策は?
最後に、国立高校合格のための対策をまとめておきます。
推薦入試については、5科オール5をとったうえで実技科目でいくつ5をそろえられるかが、というラインで戦ってほしいと思います。国立高校はそういう学校だと考えて中学校での生活を送ってください。一学期末テストはほぼ終了している時期ですから、二学期末後の最終内申でどのような成績にできているかをイメージして取り組んでいくと良いでしょう。小論文は過去問演習が有効ですが、毎年の出題に共通した対策は、語彙力と読解力の強化が必要です。課題文の読解を5分以内に終えて解答を構成し始められるラインを目標にすると良いでしょう。個人面接については「本校の期待する生徒の姿」(リンクは令和4年度入試のもの)やスクールポリシーを完全に理解した上で、自分の言葉で発言できることが重視されていますから、当塾のように推薦入試対策がきちんとできる塾にご相談ください。(宣伝度120%)
学力検査においては、受験倍率1.5倍前後の厳しい戦いが今後も続くと思います。令和4年度の過去問で国語75点、数学65点、英語65点、理科95点、社会90点を目標に勉強してほしいと思います。
自校作成問題の対策については、7月9日の入試結果報告会、11月19日、12月17日の自校作成問題説明会で配布されるであろう、「国立高校をめざす皆さんへ」を活用してください。
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