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中学生が漢検を受けるべき4つの理由と対策方法

2022年度の日本漢字能力検定(通称: 漢検)の第1回の申し込みが始まりました。学校などで漢検を受けなさいと勧められている中学生も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

中学生が漢検を受けると何が良いのでしょうか? この記事では、中学生が漢検を受検するメリットをご紹介した上で、受検級の目安や対策方法をお伝えしていこうと思います。

この記事を読んで欲しい人

  • 漢検を受けるべき理由がわからない中学生
  • 子どもに漢検を受けさせようか検討している保護者の方

中学生が漢検を受けるべき理由

理由① 高校入試で有利になる

筆者は学習塾の講師ですが、その立場からまず初めに言いたいのは、高校入試において、漢検を受検していると有利になる、ということです。

例えば私立高校では、多くの高校で、漢検を持っていると内申点+1~2点分の加点扱いをしてくれます。学校の普段の授業を真面目に受けて、先生受け良くふるまって、提出物を毎回きちんと提出して、定期テストに備えて必死で勉強して、そうしてようやく得られる内申点+1点が、漢検を持っているだけで得られるのです。これはとてもお得なことです。

都立高校の場合はそうした加点措置はありませんが、例えば推薦入試を受検する際、漢検を持っていれば面接試験において自己PRに使うことができます。

このように、漢検をもっていると、高校入試で有利に働きます。ただし、注意したいのは、こうして有利に働くのは最低でも3級からです。4級以下ですと入試においてはほとんどプラスに働きませんので、注意が必要です。

理由② 将来役に立つ

高校入試以外でも、漢検が評価される場面は多々あります。例えば、大学・短大入試です。漢検取得が能力評価・人物評価の基準の一つとなっている大学・短大も多数存在し、点数加算などが受けられます。

社会人になってからも、漢検で得た知識は大いに役立ちます。他の人や会社とのやり取りで適切な漢字、適切な言葉を用いることができることは、社会人として要求される基礎力の一つです。

理由③ 価値が色褪せない

漢字能力を証明する他の資格試験がほとんどない、というのも魅力の一つです。

例えば英検®の場合ですと、TOEICやTOEFL、IELTSなどのように、他にも英語能力を証明する試験はたくさんあります。そして、場合によっては英検®の級を持っているよりも、TOEICやTOEFLの点数の方がより効果的に自身の英語能力を証明できる場面というのも出てきます。

一方、漢検の場合はそうした他の試験というものがほとんどありません。自身の漢字能力を証明するなら、漢検さえ取得してしまえばいいというのはひとつのメリットと言えます。

※ 他の英語技能試験の存在が、中学生が英検を受検する意義を否定するものではありません。TOEIC, TOEFL, IELTSは中学生にとっては難易度が高めですし、中学生が英検を受検するメリットは多々あります。詳しくはこちらの記事をご参照ください。

理由④ 全ての教科の学習に役立つ

漢字や、漢字を用いた語句の意味が分かると、文章の読解力が上がります。文章の読解力が上がれば、国語の学習に役に立つことはもちろん、教科書や参考書の読解がきちんとできるようになるため、他の教科(数学、英語、理科、社会、実技科目etc.)の学習にもとても役に立ちます。

このように、漢検に向けて学習をすることで、総合的な学習力の向上が見込めます。

何級を受けるべきか。

ここまでで、中学生が漢検を受けるべき理由を説明してきました。「なるほど漢検を受けるべきなのはわかった。じゃあ何級を受けるべきなんだ?」とお思いになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、漢検の各級の目安をお伝えいたします。

漢検の級は、10級から1級まで存在し、数が少なくなるほど難易度が上がっていきます。日本漢字能力検定協会の公式サイトの記載に従えば、各級のレベルは大体以下の通りとなります。

  • 10級: 小学校1年生修了程度(80字)
  • 9級: 小学校2年生修了程度(240字)
  • 8級: 小学校3年生修了程度(440字)
  • 7級: 小学校4年生修了程度(642字)
  • 6級: 小学校5年生修了程度(835字)
  • 5級: 小学校6年生修了程度(1026字)
  • 4級: 中学校在学程度(1339字)
  • 3級: 中学校卒業程度(1623字)
  • 準2級: 高校在学程度(1951字)
  • 2級: 高校卒業・大学・一般程度(2136字)※常用漢字がすべて読み書き活用できるレベル
  • 準1級: 大学・一般程度(約3000字)※公開会場でのみ実施
  • 1級: 大学・一般程度(約6000字)※公開会場でのみ実施

高校受験に有利になるのは3級からですので、最低でも中学3年生の2学期までの間に3級を取れるようにスケジュールを組んで受験していくのが良いでしょう。ただし、中学3年生は受験勉強で忙しくなりますので、理想としては中学3年生に進級するまでに3級を取得できているのが望ましいです。

中学1年生・2年生がいきなり3級に挑戦するのはなかなか難しいですので、まずは5級、4級あたりから早め早めに取り組み始めるのが良いでしょう。

どうやって勉強すべきか

オーソドックスな勉強方法は、問題集を1冊購入してそれを徹底的にやりこむことです。独学でも問題ありません。何冊も購入する必要はなく、1冊で十分です。試験勉強全般に言えることですが、あまりたくさんの参考書や問題集に手を伸ばすと、キャパオーバーになってしまって却って良くありません。

ベスト自修館 清瀬校では、個別指導にて漢検対策も受け付けております。また、クラス指導においては、毎回の国語の授業で漢字テストを1年間学習し続けるだけで、漢検3級合格相当の実力が身につくような独自教材を使用しています。

独学での学習は不安だ、という方は、このように学習塾を活用するというのも有効な手です。

まとめ

いかがだったでしょうか。本記事では、中学生が漢検を受けるべき理由と、受検級のめやすや対策方法についても述べてきました。漢検なんて別に……と思っている中学生が少しでも前向きに英検を受けてくれるようになれば幸いです。

ベスト自修館 清瀬校は、漢検の準会場です。遠くの会場に受けに行かなくても、清瀬市内で漢検を受検していただくことが可能です。第1回のお申し込みの詳細はコチラをご確認ください。

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