中学3年生の仮内申がまとまりましたので、全員分のデータを紹介いたします。中学2年生以下の方は塾選びの参考にしていただければと思います。なお、当塾では入塾テスト等で塾生の選別を行っておりません。

本稿では2025年の中学3年生が最も成績が低い状態からどのくらいアップしたのかをお伝えしています。カッコ内は当塾で把握している一番低い成績と、そこからどのくらい変化したかの数値です。

そもそも仮内申って何？

2学期末試験が終了すると、中学3年生には「仮内申」というものが通知されます。各学期の修了式に通知票で学校成績が発表されることが本則ですが、東京都の場合は12月15日に各中学校から私立高校に受験予定者名簿が送られます。

そのために、12月の中学校での三者面談の時に受験予定の私立高校を担任に伝えなければなりませんが、二学期の学校成績次第で出願する私立高校を変更する場合には修了式の発表だと間に合いません。そのために「仮内申」として3科目・5科目・9科目の合計のみを知らされます。これが「仮内申」という仕組みです。

中学校によって通知の方法は異なり、11月中に一斉に知らせる学校もあれば、三者面談の時に個別に伝えられる学校もあります。二学期の成績次第で出願する私立高校の変更を検討している場合には三者面談を早い日程で調整することが大切です。

2025年中学3年生の成績

※インフルエンザ等で欠席している生徒がいるので、後日修正の可能性があります。

最頻値は5、中央値は4.5、平均値は3.75でした。今年は9科45(オール5)の生徒が三人いますが、低いときには9科40くらいでしたので、最初から最高成績だったわけではなく志望校に向けて成績アップのために努力しました。一番低いときには3よりも2の方が多かった2人も+7、+8にして最高成績で入試に向かいます。

泣いても笑ってもこの数値で入試を戦うことになります。今後は当日点を1点でも増やすため、入試問題演習を重ねていくことが重要です。志望校合格目指して頑張っていきましょう！