ブログ

立川高校の入試報告会に行ってきました

※本稿は2022年5月開催の入試報告会に基づく情報です。2023年10月の内容は「立川高校の塾対象説明会に行ってきました(2023秋)」をご覧ください。

塾長の佐々木です!今回は立川高等学校の塾・予備校関係者対象の入試報告会に参加してきました。

立川高校ってどこにあるの?

立川駅南口から徒歩で8分の場所にあります。
清瀬中・清瀬3中・清瀬5中の生徒は清瀬→新秋津→西国分寺→立川のルートで約45分。
清瀬2中・清瀬4中の生徒は新秋津に直接向かってから、同ルートで通う方が多いです。

令和4年度の入試はどう行われた?

令和4年度の立川高校の入試における最大の変更点は創造理数科の創設です。一般入試においては創造理数科と普通科を併願できるため、応募状況がわかりにくいものになっていましたが、説明会においてはその点が詳しく説明されました。

まず、創造理数科の受験者は全員が普通科との併願を志望していたとのことです。併願者においては創造理数科の合否を判定した後に普通科での合否判定を行うため、「創造理数科の不合格者を普通科のみの志望者に加えて計算する」ことで、普通科の倍率がわかります。説明会においてはそのように計算した数値で説明が行われました。以上を踏まえた普通科の実質倍率は男子2.06倍、女子1.81倍であったとのことでした。男女とも過去7年で最高の倍率となっています。

受検者の内申点はどのくらい?

報告会では内申点と学力検査の受検者平均も発表されました。推薦入試の受検者平均内申は女子が4.75、男子が4.66、創造理数科は4.64とのことでした。単純に9科目の合計内申にすると女子は42.75、男子は41.94、創造理数科は41.76となっています。一般入試の受検者平均内申は女子が4.60、男子が4.40、創造理数科が4.47とのことでした。同じく9科目の合計内申にすると女子が41.4、男子が39.6、創造理数科が40.23となっています。

学力検査の平均点はどのくらい?

こちらも受検者平均の発表がありました。5科目合計の平均点は女子が311.70、男子が320.53、創造理数科が314.39とのことでした。創造理数科の平均が普通科よりも低く見えますが合格者の平均点は創造理数科の方が高くなっているとの説明がありました。

自校作成問題の平均点は女子が国語63.84、数学38.93、英語が51.36。男子が国語61.48、数学46.14、英語が50.04。創造理数科が国語54.61、数学が46.74、英語が49.84とのことでした。

共通問題である社会は女子が71.25、男子が74.93、創造理数科が74.26。理科は女子が86.32、男子が88.04、創造理数科が88.95とのことでした。

合格のための対策は?

最後に、立川高校合格のための対策をまとめておきます。内申点は英数国理社のオール5は当然で、実技科目の内申点もどれだけ高くできるかが重要です。特に技術家庭は立川高校を目指す受験生であれば必ず5にしてほしいと思います。

学力検査においては、受検者平均点+10点を目標として取り組んでいくとよいでしょう。今年の平均点から見ると普通科女子の数学と創造理数科の国語の点数の低さが目立ちますので、それらの対策は特に重視する必要があります。

推薦入試においては、同じ形式の出題が続いていますので、過去問の対策が効果的です。大問1の小論文と大問2の理数系の考察問題のいずれも講師の添削力が問われることになりますので、きちんと添削ができる方の指導を受けられるかどうかが合否を分けると思います。よろしければ、卒業生の声をご覧ください。

立川高校志望の方で学習相談ご希望の場合には当塾お問い合わせページよりお問い合わせください。

関連記事

コメントは利用できません。
ページ上部へ戻る