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立川高校の塾対象説明会に行ってきました(2023秋)

自称、清瀬市で一番高校入試情報に詳しい塾長の佐々木です!2023年10月17日(火)に開催された、立川高等学校の塾・予備校関係者対象の学校説明会に参加してきました。

昨年度の情報をご覧になりたい方は、当塾ブログ「立川高校の入試報告会に行ってきました」も併せてご覧ください。

立川高校ってどこにあるの?

立川駅南口から徒歩で8分の場所にあります。
清瀬中・清瀬3中・清瀬5中の生徒は清瀬→新秋津→西国分寺→立川のルートで約45分。
清瀬2中・清瀬4中の生徒は新秋津に直接向かってから、同ルートで通う方が多いです。

令和5年度の入試はどう行われた?

令和5年度の入試における変更点は男女別定員制の緩和の2割への増加と、スピーキングテスト(ESAT-J)の導入でした。説明会においてはその点が詳しく説明され、特に男女別定員制の緩和については令和6年度入試から実施される男女共通定員制と併せて説明されました。

推薦入試

選抜の配点は昨年度から変更ありません。普通科は調査書500点、面接100点、小論文400点の1000点満点。創造理数科は調査書500点、面接50点、小論文200点、口頭試問250点のの1000点満点で選抜が行われます。

昨年度の募集人数は男子28名女子26名の合計54名でした。受検者平均得点では女子が調査書点で約11点と面接点で約3点、男子が小論文点で約10点高くなっているとのことでした。

今年度からの男女共通定員制を踏まえて定員を合計してシミュレーションした結果は、若干名女子の合格者が多くなるとのことでした。あくまで若干名の増加にとどまるので、男子の受験生も臆することなく受験してほしいとのことでした。

総合理数科の出願時に提出する口頭試問のためのレポートについては「指導者の添削が入るものと考えている」とはっきりおっしゃっていたのが印象的でした。あくまでも口頭試問のためのレポートですので、提示されている6項目を受験生の力で完成させることが大切です。

推薦入試の受検者平均の9科目内申は女子が43.00、男子が42.01、創造理数科は42.42とのことでほぼ差がありません。

一般入試

自校作成問題については国語大問4問5、英語大問2問9、数学の証明全般について、問われている内容に正対して解答すること、論理の飛躍が無いように意識することが強調されていました。記述練習の前に問われている内容を正しく読解する力が必要です。

一般入試の受検者平均内申は女子が4.67、男子が4.48、創造理数科が4.56とのことでした。単純に9科目の合計内申を計算すると女子が42.03、男子が40.32、創造理数科が41.04となっています。全種別令和4年度より若干アップしています。

学力検査得点も受検者平均の発表がありました。今年度の中学3年生向けに受検者全体の平均点で記載します。普通科の5科目合計の平均点は310.57点、創造理数科が316.81点とのことでした。

ESAT-Jの平均点は普通科18.19点、創造理数科が18.35点とわずかな差しかありませんでした。ほとんどの受験生が満点の20点か次点の18点の評価を得ているとのことでした。

終わりに

学校の特長についても解説されていましたが、定時制併置のため17:20完全下校でメリハリのある生活ができることは魅力的だと思います。進学指導重点校や進学指導特別推進校に進学しても部活動に取り組みすぎてしまう生徒は多いものです。進学重視での学校選びでは魅力的な学校だと改めて感じました。

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