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令和4年度都立高校入試 解答・倍率・予想平均点

本日は都立高校入試の日でした。

模範解答は以下リンクから、共通問題、自校作成問題ともにご確認いただけます。
https://www.school-data.com/exam_archives/exam_result/2022/answer_tokyo.html
<進学研究会/Vもぎ>
https://www.schoolguide.ne.jp/news/entry/entry000704.php
<新教育/Wもぎ>

朝は京急線の運航停止、遅延のため、全校で試験時間が1時間繰り下げとなりました。繰り下げの連絡は最初の国語が始まる5分前に行われたとのことで驚いた生徒も多かったようです。当塾ではその事故の影響を受けた生徒はいなかった模様ですが、試験終了後の中央線の運休の方が影響があったとのことでした。例年よりも生徒の皆さんは疲れている様子でしたね。

例年であれば、21時には都教委HPにて受験倍率と解答例が更新されていますが、今年の更新時間は23時でした。各高校や都教委の先生方も大変だったことと思います。

受験状況は以下リンクから

令和4年度東京都立高等学校入学者選抜受検状況
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/press/press_release/2022/release20220221_06.html
<東京都教育委員会HP>

清瀬市から通いやすい学校では
東久留米総合高等学校
久留米西高等学校女子
小平西高等学校男子
東村山西高等学校の男女
光丘高等学校の男女
田柄高等学校の男女が全入と思われます。

さて、コロナウイルスの影響下で、2回目の入試となりましたが、高校の文化祭が中止になったり、高校見学の予約が取りにくかったりといった点は引き続き受験校選びに影響がありました。清瀬市では1月末からの市内中学校の全面オンライン授業の影響が大きかったと思います。

毎年受験生にお伝えしていることですが、
1.保護者にお礼を言うこと。
2.合格発表まで自分の好きなことをすること。
3.結果はきちんと報告すること。
4.合否のことは考えないこと。
以上をきちんとしてほしいと思います。

さて、自己採点をもとにした平均点の予想は以下の通りです。
あくまでも予想であることをご承知の上ご覧ください。

令和4年度 都立高校一般入試予想平均点
国語 67点(R3年度72.5点 R2年度81.1点 H31年度71.0点)
大問5の文章量が多くなったことにより、昨年度より平均点は下がりそうです。ただし、漢字は易しかったのではないかと思います。漢字について、半分以上は当塾で使用している漢字リストから同じものが出ていますので満点の生徒が多かったようです。

数学 57点(R3年度53.3点 R2年度61.1点 H31年度62.3点)
作図は角の二等分線を書いて間違えるケースが見られました。大問2は比較的易しく、大問3は平年並みと思われます。
大問4は証明の難易度が高めです。大問5は動点の問題になっているので、例年より難しいです。大問5の正解が必要な受験生には難しかったと思いますが、全体としては平均点はやや上がるものと思われます。

英語 52点(R3年度54.1点 R2年度54.7点 H31年度54.4点)
大問2と大問3の文章量が多くなった影響が出そうです。英語が苦手な生徒の点数が低めに出ています。昨年並みか、やや平均点が下がるものと思われます。

社会 48点(R3年度54.6点 R2年度57.0点 H31年度52.7点)
はっきりと難化しました。大問2の世界地理は全ての小問で難しかったと思います。大問4問2は太閤検地の問題ですが、特定できる要素は「日本全国に」「京枡」の2点での特定は難しかったと思います。
大問5問4は文章を読んでいるうちに悩んでしまった様子でした。
大問6問2は地図の読み取りと文章読解とカナダについての知識が要求されるため難しかったようです。
近年の社会は難化が続いていましたが、今年はさらに難しかったと思います。平均点は50点を下回ると思われます。

理科 66点(R3年度47.8点 R2年度53.4点 H31年度67.1点)
大幅に易化しました。完答問題も記述問題も一問も無いとは思いませんでした。理科担当の予想問題がかなり的中していたため、塾生も理科の採点のときには明るい表情でした。全体的に基本的な問題が多かったです。

合計点 294点 (R3年度282.3点 R2年度307.8点 H31年度307.5点)
昨年より合計点は10点以上高くなると思います。最後のランク表や模試結果と本日の自己採点結果を比べて、合格圏ぎりぎりだと難しいかもしれません。

新中学3年生、新中学2年生のみなさんへ。
傾向として、数学以外の全科目で問題文の長文化が進んでいます。国語の時間以外も文章を速く、正確に読むことができるようになる必要があります。
自校作成校や武蔵野北、小金井北などの共通問題上位校を目指す皆さんは
今年の理科は90点以上、社会は80点以上取れる知識が勝負の分かれ目になることを覚えておいてください。

合格発表は3月1日。
教室でお待ちしています!

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